『アンを探して』特別ゲストを迎え再上映!

2012/09/02 13:13 に Takako Miyahira が投稿   [ 2012/09/02 13:14 に更新しました ]
ボンジュール!
いよいよボンジュール★ケベック!シネマウィークまで2週間を切りました!
本日9月3日から5日間、ラジオ沖縄(864kHz)さんの人気番組チャットステーションL(14:00〜16:00)でボンジュール★ケベック応援コーナー(仮名称)も発足し、ボンジュール★ケベックの見所を取り上げて伝えたていきたいと思います!


さて〜〜!ボンジュール★ケベックの第一日目のトリを飾るのは、沖縄出身の私宮平貴子の初監督作『アンを探して』です!

あれ〜でも〜プリンスエドワード州ってカナダだけどケベックじゃないし〜と思ったそこのあなた!しかしこの『アンを探して』も実はケベックと強いつながりがある作品なのです。

日本人監督で、プリンスエドワード州が舞台・・でも、本作映画『アンを探して』は、実はケベック州独自の芸術支援機構(SODEC)の支援なしには製作不可能だった、といっても過言ではありません。日本では「29才で初監督?!」となかなか出資が集まらなかった本作『アンを探して』。幸いに仕上げ作業の段階で文化庁の助成金がいただけましたが、そもそもこの作品を、脚本の段階から支援をしていただいのは、ケベック州の芸術支援機構だったのです。
 撮影においても、美術監督・音楽監督を初めとするスタッフの8割はケベック州のスタッフでした。ですから、撮影現場はフランス語・英語・日本語が飛び交う賑やかな現場となりました。
沖縄では、本当に沢山の皆様にご覧いただいた映画『アンを探して』は、不朽の名作「赤毛のアン」をモチーフにしております。実は今年は「赤毛のアン」が日本に紹介されてから60年の記念の年でもあります。

私は個人的に、この物語を初めて日本に紹介した村岡花子さんの「想い」が詰まった名訳なしには、「赤毛のアン」がこんなにも日本で愛されることはなかったのではないか、と常々思っています。脚本のリサーチの段階でこの「赤毛のアン」が第二次世界大戦中、友情の証しとして翻訳されたことを知った私は、あたりまえのようにある一冊の本が、今、私の心に届いていることの奇跡について思いを馳せました。

それから2年間の月日をかけて、この映画『アンを探して』の脚本が完成し、監督をつとめることになり、、、今に至ります。

撮影中は、初監督ということもあり500円ハゲが出来るほど、精神的なプレッシャーも大きく、逃げたいと思うことばかりでした。しかし、私がくじけてしまっては、この物語を生み出し、生涯を文学活動にささげたモンゴメリと、それを日本につないでくれた村岡花子さんに申し訳が立たないという想いで自分を奮い立たせました。

嬉しいことに、ボンジュール★ケベック シネマウィークin沖縄では「赤毛のアン」記念館・村岡花子文庫代表の村岡恵理さんをゲストにお迎えします。村岡恵理さんは、祖母・村岡花子さんの半生を綴った『アンのゆりかご』の著者でもあり、ひょうひょうとしながらユーモアのある素敵な女性です。
 ぜひ、ゲストの村岡恵理さんとともに、「アンを探して」お楽しみ下さい!

ボンジュール★ケベック!シネマウィークin沖縄
プレゼンター
映画『カラカラ』プロデューサー 宮平貴子